第4回「働く女性は子どもが少ない?」
こんにちは。ご近所さんの結婚相談に乗っている、
永縁(ながふち)ヨシエです。
お仕事帰りのマサキさん、息子さんの交際に気乗りしないご様子で…。
マサキ この前息子が女性を連れてきましてね。
ヨシエ あら、お宅の息子さん、もうそんなお年なんですねえ。それで、お相手はどんな方?
マサキ それがねえ、息子より一つ年上で、若いのに○△会社の課長代理さんだっていうんですよ。明るくて礼儀正しいし、息子にはもったいないほどの方なんだけど…
ヨシエ もったいない方だけど?
マサキ そのね、女性に仕事があると、家庭や子どもはどうするのか、って思いましてね。二人とも子どもがほしいとは言ってるけどねえ。
ヨシエ そうね、お気持ちはわかります。でもね、最近は、働く女性の半数以上が、出産後も退職せずに仕事を続けているんですよ(図1)。
マサキ そういえばうちの会社にも、子育てしながらがんばってる女性社員がいるなあ。
ヨシエ しかも、共働きのご夫婦のほうが子どもが多いというデータもあるんですよ(図2)。
マサキ それは知らなかった! 私はとにかく孫の顔が見たくてね。気がかりが一つ減りましたよ。
ヨシエ それはよかった。でも子どもは授かり物なんですから、お二人に任せて見守ってあげなくちゃ。
マサキ そうですね、こればかりはわかりませんからな。
ヨシエ それから、家事育児は女性一人ではとても大変ですよ。共働きならなおさら。息子さんやマサキさん、みんなで協力して、素敵なご家庭を築いてくださいね。
マサキ そうか…私もこれから家事を練習しますかな。
参考文献:天野馨南子著「データで読み解く『生涯独身』社会」(宝島社新書)。登場する人物やエピソードはすべて架空のものです。
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